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問わない画面、判定しない道具

著者: makemind · 2026年7月24日

7月第四週。今週の四編に共通するのは 作らなかったもの だ。

今週の Signal

画面が問うのをやめた。問わない画面」は、厨房の画面が一秒ごとにサーバーを叩くのを無くす。サーバーが変わったときに知らせる。ここで重要なのは、通知が 何が変わったかを載せない ことだ。「変わった」とだけ言い、画面が読み直す。通知に値を載せれば、それが順序を失った日に画面が古い値で上書きされる。

道具が無いから安全だ。読まない道具」には判定の道具が無い。鍵が掛かっているのではなく、無い。そして判定の語彙が応答に届こうとすれば、サーバーは黙って消さずに投げる。消せば次にまた入るからだ。

ルーブリックはデータだ。基準はあなたのものとして残る」は、何が良い答えかを判断するコードを持たない。それは教師が書いたデータで、道具はそれを引用するだけだ。根拠の付かない点数は、異議を出すことも答えることもできない。

そして4月の主張を返した。出さないものがアプリを守る」が「すべてのサーバーはアプリだ」の二つ目の結び目を実行ログで支える。道具一覧に無い能力は本当に届かない。

道具・パッケージのメモ

購読を繋ぎながら確かめたことがひとつ。notifyResourceUpdated(uri)uri しか送らない。 設計として正しい — 通知は順序を保証せず、値を載せれば遅れて届いた通知が新しい値を古い値で上書きする。「変わった」だけを受けて読む側が最新を取りに行くのが常に正しい。

短い考え

今週の四編を貫く一文はこうだ — 何を最後まで作らないかが、その道具の形だ。 機能を足して安全にはならない。判定の道具を置かないこと、通知に値を載せないこと、採点のコードを書かないこと。三つとも引いたのであって足したのではない。

来週

机の上の実機ボード二台へ行く。今月の最終週はシミュレータ無しで回る。


makemind.dev 「更新」— 週に一度、その週に何が上がり、作りながら何に引っかかったか。

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