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5月の締め — 同じ形でなければ重ねられない

著者: makemind · 2026年5月29日

5月の命題は 経験は保存ではなく増殖する だった。それが成り立つには条件がひとつある — 重ねて見られること。

今月出たもの

六つの欄

センサーの編で、その「同じ形」が実際に何欄なのかが出た。id · role · kind · model · unit · value の六つだ。

unit が欄としてあることが核心だ。華氏で測る温度計は華氏だと言う — 人のために先回りして摂氏に直したりしない。ハードウェアは自分の知っていることだけを正直に言い、合わせる仕事は上で一箇所でやる。

型番で分岐したなら、その場所がそのまま一覧になる。新しい製品を買うたびに行が増え、一覧に無い製品が入ってくると黙って誤った値を使う。

今月の発見

ノートの編から規律がひとつ立った。訂正は削除ではない。 受け継いだ記録を直すときに原本を上書きすれば、なぜ変わったのかが消える。直した値と一緒に以前の値が残ってこそ、次の人が判断できる。

そしてセンサーの編で画面が空になる欠陥をひとつ捕まえた。サーバーが 画面リソースをバススキャンの後に登録 していたため、スキャンの往復のあいだに繋いだクライアントが Resource not found を受け取った。ハードウェアが速ければ通り、遅ければ失敗する。原則一行にまとめると — クライアントが問い合わせられるものは、ハードウェアの応答に依存してはならない。

まだ開いているもの

  • 経験の二層目・三層目 — 事実が技術になり、技術が予測になること。数日回したサンプルでは見えない
  • ノード数 — 五つまでしか見ていない。五百のときのスキャン費用は測っていない

来月

何を作るかを知る人が前に立つ、という命題で半年を閉じる。


makemind.dev 「更新」— 2026-05 の締め。

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