現場

四十五行 — 週末に作った小さなものの実際の大きさ

著者: makemind · 2026年7月3日

先に明かす。 2026年1月にこの雑誌は、町のサッカーチームの会費をチャットとメモ帳で管理していた人が、週末の午後に自分用の道具を作った話を載せた。この現場は特定の団体ではない。 実際にそう回っている形をそのまま構成し、どこかは明かさない。以下はその形どおりに自分で作ったものだ。

元の記事の角度は良かった。要点は道具ではなく敷居だった — 我慢するか、エクセルに押し込むか、開発者の友人に頼むか。その三つの脇に「自分の必要を自分で作る」という第四の道ができたということ。

ところがあの記事は、見せると言ったものをひとつも見せなかった。 作ったという道具の画面0枚、定義0行、過程0段階。「開発者でない人が週末の午後に作れた」が唯一の主張なのに、それを支えるのが記述だけだった。

fieldの筋ではこれが特に致命的だ。この筋の存在理由が「あなたにもできる」という許しであり、許しは証拠がなければ広告だからだ。

何行かを数える

時間は測れない。後で書くが、私が作った時間は参考にならない。

代わりに大きさを測る。 作る人が実際に触るのが何行か。

what the maker edits: ui/pages/dues.json 38 lines, ui/app.json 7 lines

四十五行だ。 画面ひとつ(38行)とルート表(7行)。

その38行がどんな姿かを丸ごと見せることが、この記事で一番重要だ。抜粋ではなく画面の全部だ。

{
  "type": "page",
  "title": "Dues",
  "initialState": { "rows": [], "paidCount": 0, "total": 0,
                    "collected": "", "owed": "", "notice": "" },
  "content": {
    "type": "center",
    "child": {
      "type": "linear", "direction": "vertical", "alignment": "center", "spacing": 14,
      "children": [
        { "type": "text", "text": "APRIL DUES" },
        { "type": "text", "text": "{{paidCount}} of {{total}} paid" },
        { "type": "text", "text": "{{collected}} in · {{owed}} still out" },
        { "type": "box", "width": 460, "height": 230,
          "child": {
            "type": "list", "items": "{{rows}}",
            "itemTemplate": {
              "type": "linear", "direction": "horizontal",
              "children": [
                { "type": "text", "text": "{{item.name}}" },
                { "type": "text", "text": "{{item.mark}}" }
              ]
            }
          } },
        { "type": "button", "label": "Jiwon paid",
          "onTap": { "type": "tool", "tool": "dues.toggle",
                     "params": { "who": "Jiwon" } } },
        { "type": "text", "text": "{{notice}}" }
      ]
    }
  }
}

(上はスタイル属性を落としたものだ。実際のファイルは色と文字サイズが付いて38行だ。)

読める。 これがこの記事の主張の全部だ。プログラミングを習っていない人がこれを見て "APRIL DUES""5月の会費" に直せるか — たぶん直せる。{{paidCount}} of {{total}} paid が何を意味するか推測できるか — たぶん推測する。

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